先哲遺墨・3冊/定価120000円/日本学士院所蔵の貴重書・明治25年学士院の前身東京学士会院に西周が寄付/新井白石・中江藤樹・林羅山・朱舜水

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	先哲遺墨・3冊/日本学士院所蔵の貴重書の一つ・明治25年学士院の前身東京学士会院に員西周が寄付・新井白石・中江藤樹・林羅山・朱舜水昭和60年　上中下3冊　　27㎝×37㎝の大判です。　部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。『先哲遺墨』は、日本学士院所蔵の貴重書の一つである。その由来は、明治二十五年、学士院の前身東京学士会院に員西周が寄付したととに始まる。西周はその時、手鑑である『群鳥蹟』四畝二百六枚も一しょに寄付しているが、学士院の記録中にある同年三月十三日の寄付願によると、『群鳥蹟』については、元越後村松ノ城主三万石堀左京亮殿隠居某君所有、其後石町ノ小林権七郎・伝ヘテ所持シ、周或書画帖ト交換シテ之ヲ有スル者ナリ。と、入手の経路を述べているのに対し、『先哲遺墨』については、これを「先哲書贋帖」と称し、「折本ニテ藤原惺窩先生以下文政天保年間ニ至ル先哲諸学士ノ重品書憤を収ル者ナリ。と、現状を説明するだけで、どのようにして手に入れたかについては、何の註記もない。との寄付願は、いろいろの問題を提起するが、まず明治二十五年三月十三日という日付である。『東京学士会院雑誌』第十四編之六(明治二十五年六月出版)によると、五月廿一日より六月廿日迄、他、寄贈の書籍雑誌の類は左の如し。とある中に、先哲書賃三冊二百七拾枚西周群鳥蹟四函二百六枚こあり、周の寄付を正式に受理したのは、同年五月六月の交と解すべきもののようである。しかし、一方では同雑誌第十五久之一(明治二十六年一月出版)に、二十五年度中の院務の要略を報告した記事の中には、「同(三月)十三日、会員西周より先哲遺墨三折(二百七十枚)群鳥蹟四函(二百○六枚)を寄附せり。とあって、三月説が執られている。恐らくこれは一年後に回顧したさいに、寄付願と正式受理の日とを混同したものであって、寄贈を正式に受けたのは、五月六月の交と見るべきであろう。お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱欠、表紙傷、小汚れ、ややしみ。やや色あせ。ページ小黄ばみ。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。428093

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